会社の研修の課題本として、「企業価値4倍のマネジメント」を読むことになったので、感想を記したいと思う。
「定石どおり」に経営すれば市場価値の4倍の成長が可能だ! 結果を出し続けるマネジメントは、どこが違うのか、何をやっているのか―。本書は、多くの企業とのプロジェクトで実践され、業績と企業価値の向上をもたらしてきた経営の「定石」を詳説した画期的テキスト。組織のブレークスルーを阻害する「岩盤」を打ち破るヒントが満載です。
上記はAmazonでの本の紹介文だ。
ベイン・アンド・カンパニーの知恵が詰まった1冊で、様々な戦略・戦術が書いてあって、知恵やノウハウの宝庫だ。
骨太な内容であり、すごく良書だと思う。
ただ、これをうまく使いこなせるかどうか?
それに対しての答えである「定石どおり」に実行するということだ。
それをやれるかどうか、経営陣が素直になれるかどうか次第、これが一番の課題であろう。
今までの経験や社会的地位などもあって、素直に話しを聞いて実行するかどうか。
企業の成長を阻害する要因として最も挙げられるのは、そこじゃないかと思う。
勤勉な者なら良いが、「おっ、やってみよう!」というフットワーク軽く動ける経営陣がいるかどうか、一番のカギはそこだと感じる。
内容はすこぶる良い。ここまでネタバレしちゃうの?と思うくらいボリュームある。
問題は読み手が素直に実行できるかどうか?
うちの社内の研修では、課題本のはずなのに、既に脱線しているので、
「素直に実行する」がいかに難しいかを痛感させられています。
企業価値4倍のマネジメント ―結果にこだわるコンサルタントの定石
posted with amazlet at 17.12.10
日本経済新聞出版社
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