
会社の研修で、「当社を知らない人に事業サービスを3分で説明する」
っていう課題があって、一人ひとりが発表する機会があったのですが、
帰宅したその夜に、腑に落ちなくて高城剛氏の「白本」読んでて気がついたのですが、本質的ではないなと。
小学生でも高校生でも、多分大人でも、興味があるのは「人」なんだと思います。
事業サービスの説明の構成、内容よりも、まずは
「この人の話を聞きたい!」
と思わせる自分自身の魅力を上げることの方が大切なんだと思います。
自分自身の話をするのが一番なので、そういう意味では創業者である社長が話をするのが最も伝わりやすく、トップセールスと言われる所以だと思います。
ですので、自分自身で語れる自分事化した話をしないと意味がありませんし、
やってきたことに自信を持って語らないと、薄っぺらい話になるので、誰も聞く耳を持ってくれません。
何を語るかが大切ではなく、
なぜあなたがそれを語るのか?の方に興味を抱かせる方が大切です。
情報なんて、ホームページにだって書いてあるし、提案資料にだって書いてある。
だけど、そのストーリーをあなたが語ることによって、唯一無二の輝かしいものになる。
そのようにならなければ、あなたが語る意味なんてない。
それで、これを書いていて気がついたのが、
私も如何にくだらない人間に成り腐ったなぁということである。
なるべくなら、アウトローに、マイノリティで生きたいと思っていながらも、アウトプットするものは、世の中に迎合する、会社の他の人にも適合できそうな内容に落とし込んだ台本を作っていたということです。
これじゃ、自分の言葉は死んでいるなぁということなんです。
自分自身の言葉というものを「取り戻す」のか、
新しく「創造」していかないと、何か自分というものをどこかに置いていってしまって、埋没してしまうんじゃないかという危機感を持ってしまいます。
もっと内側から生まれたものを、吐き出して残していかなければ。
組織に埋もれていく時代ではない。
個人が輝いて、たまたまその時に、その組織にいたってだけという状態を作らないと、埋没してしまう。
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