月曜の朝一番から、
「ハラスメントなんじゃないの?これ」
みたいな社内通報のような話が舞い込んできた。
こういう時って、動揺する人のが多いのかもしれない。
自分の部署でそういう事態が発生した時に、部長とか管掌役員の責任問題となるかもしれないし。
気が気じゃないかもしれない。
しかし、私の心と身体の対応は至ってシンプルで
「はい、わかりました。経緯まとめて報告しますね。」
正直、何にも心が動かなかった。
ああ、発生したのか、くらいの問題というより事象である。
ただ、淡々と行う仕事の一つ。
ただの事象の一つに一喜一憂していたら、やってられない。
組織が大きくなるにつれ、人間関係の問題が出て来るのは避けられないと思います。
これはもう確率論の問題。
なので、起きた事象に対しては、サッサと処理してしまって次に進もう。
私が組織の上の方に立てるのは、この発生した事象に対する向き合い方だと考えます。
起きたことに心が右往左往乱されたら、それこそ周りが迷惑です。
判断する立場の人間は、感情を出すのではなく、判断を出す。
それこそが仕事である。
別に、自分や自分の家族が生命の危機に晒されてるわけでもない。
ならば、粛々と仕事をするのがよろしい。
他人が可哀そうだとか、誰が犯人だとかの野次馬根性の感情は仕事では邪魔でしかない。
欲しいのは事実と判断材料となる情報だ。
事実の記録と、数字。
記憶は感情によって捻じ曲がった事実である場合もあるので要注意。
事実だけをすくい上げて、適切な判断を下す。
やることは至ってシンプルだ。
さあ、明日も判断を下そう。
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