
仕事をする上での姿勢の話。
先日、クレーム処理、再発防止策の記事を書きました。
そこで、社内の教育が必要だと思ったのが、これでした。
「社内外問わず、困っている人を見つけたら率先して助ける、またはお役に立てることをしようとする姿勢を見せよう!」
これが仕事をする上での「あり方」だと考えています。
その姿勢が欠けていた結果が、今回起こったクレームだったなということ。
目次
仕事とは、困っている人を助ける・役に立つこと
困っている人がいたら、助ける。
困っている人がいて、自分が役に立てそうだったら、助ける。
その対価が、「ありがとう」という言葉だったり、
対価=金銭として支払われることで、仕事は成立しています。
この世の中にある商品・サービスは、誰かの困っていることや、あると便利(無いと困る)を具現化したものです。
たくさんの困っている人を助けた人や会社は、大きな売上・利益という対価を得ています。
仕事をするということは、誰か困っている人を助けるという行為です。
私が一緒に働く人には、そういう姿勢を持ってもらいたいなと思うので、自社の社員向けという位置づけでポイントを書いてみたいと思います。
1.先輩・同僚からの役に立とう
主に新入社員、若手社員向けの話ですが、
右も左も分からない状態であれば、まずは自分の身近な先輩・同僚のやっていることを手伝いましょう。
その会社のこと、仕事のことは、長くいる人やってる人のが知っているのは当たり前だろうから、まずはその人たちの役に立つことから始める。
そうやってるうちに、見て聞いて全体像を把握していけるようになります。
2.聞かれたことを調べて答えよう
聞かれてるということは、それだけ期待されているということです。
「こいつに聞いてもな…」と思われる場合には、聞かれもしませんので。
とは言っても、分からない・知らない場合は、少し待ってもらって調べて答えましょう。
調べて咀嚼して、自分の言葉で伝えられるようになることは成長の一つです。
しっかり相手に理解されるように、コピペではない説明ができるようになりましょう。
3.新しい知識・情報を収集しよう
聞かれたことの周辺の事柄も情報収集しましょう。
近い将来聞かれることになるからです。
それが新しい知識となり、自分自身の糧となります。
いつか使うかもしれないという知識・情報の積み重ねが、いつの間にかあなた自身の力となり蓄えになるでしょう。
ただ情報の引き出しの整理はしておかないといけないので、どれとどれが紐付いているかの関連性も把握しておかないといけません。
あとは、あらゆることに興味を持つこと。
興味を持たないと人は見たもの読んだものを忘れていきます。
記憶に残るものは興味のあることしかありませんので。
4.役に立つ情報を自ら発信・シェアしよう
今までは聞かれてからそれに答えることで、受け身でしたが、さらに発展するのが、自ら発信することです。
例えば、先に書いた聞かれたことの周辺の事柄で新しく習得した知識・情報を、聞かれた人に追加情報で伝えることも発信の一つです。
対象が明確なので、イメージしやすいと思います。
もちろん不特定多数相手のSNS等でも構いませんし、私のようにブログで発信することも一つです。
折角得た知識・情報ですから、アウトプットしないと勿体無いです。
さらに言えば、知識の定着のためには、人に伝えることが最も定着するポイントでもあります。
例えば本を読んだら、会う人3人に役に立つ内容を伝える。
それを繰り返していくうちに、自ずと成長していくことでしょう。
5.困っている人を見つけたら、率先して助けよう・役に立とう
最後に、自分から困っている人を探して、お節介にどんどん助けて、役に立ちましょう。
結果的に、それが「営業力」だと私は考えます。
社内で発揮すれば「社内営業力」で、結果として自分が企画したり通したいプランを通しやすくする下地が整います。
すなわち、恩を売る行為になります。
恩を売られた人間は、恩を返したいと思うはずです。
俗に言う「返報性の法則」とも言います。
社外で発揮すれば、それはそのまま「営業力」となり、仕事を受注する可能性が高くなります。
勿論、相手にはあなたの持っている商品・サービスを知ってもらうこともお忘れなく。
終わりに
いかがでしたか?
自分の担当する部署の人たちには、こういう姿勢で仕事をしてもらいたいという個人的な理想像で書きました。
この考え方、姿勢でいてくれたら、社員は勝手に育っていくし、働く皆にとって心地よいものになるんじゃないかな?と勝手に思っています。
まぁ難しいのは、相手が欲しいものを汲み取る力なので、勘違いな迷惑お節介をするパターンもあるでしょうが。
なので、「相手が欲しいものを汲み取る力の身につけ方」についてはまた別の機会に書きたいと思います。
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